先週末行ったコロプラツアーでも、皆凄まじくコロプラにはまっていて、
乗り鉄並にいつの間にか各駅停車の旅三昧しているという話を聞いて、
今日、TCGCで一緒の目黒の鉄男に1枚分だけ残しておいてもらった
青春18切符を持って私も凄まじい各駅停車の旅に出てみた。
どんなに凄まじいかお教えいたしましょう。

三軒茶屋(東京都 6:14)⇒日暮里(東京都)⇒[常磐線]⇒我孫子(千葉県)⇒いわき(茨城県)⇒岩沼(13:21、宮城県)

[折り返し。東北線]⇒福島(福島県)⇒郡山(福島県)⇒黒磯(栃木県)⇒宇都宮(栃木県)⇒大宮(埼玉県)⇒渋谷(21:30)

約16時間。うち郡山で1時間充電タイム、宇都宮で1時間餃子タイム
(ちなみに昼飯は岩沼で蟹飯駅弁)

どうかしてるよ!!こんなに電車乗って疲れたでしょう?

『いいえ。』

これが、これがGPSゲームのすさまじい威力なのだ。
これらのゲームを開発した人は出張時に長時間電車に乗っていると退屈で、
居眠りしたりして何とか時間を潰すも結局変に疲れているというのを解消したいということから立ち上げたらしい。

じゃあ、普通にDSでゲームでもしたら?
だめだめ。
それは本来止まっている所でやるものを単に移動体の中でやっているので目が疲れたりするのです。
その点、GPSゲームは「移動しないとゲームにならない」。
しかもただ位置登録するだけ。
ずっと画面をにらんでるわけではないので、目も疲れません。
「まだ着かねぇ~」何てストレスから完全解放。
移動を楽しみにしてしまうのです。
「早く次ぎのポイントに行ってよ!!」
そしてそのチェックポイントでスタンプゲットの「達成感」。
これで長時間の出張も通勤も苦になりません。
同じルートの繰り返しでも、いろんな所に行く人でも、
どちらでも楽しめるように非常にうまく工夫されています。

16時間電車乗りっ放しでも、全く疲れを感じず、今こうしてもどってmixi迄書いている。

素晴らしいもの作ったもんです。
開発者に拍手!
私自身も最近気がついたのですが、この大恐慌、何だと思います?
これは実は「第2次世界大戦の戦後復興が漸く終わった」という事ですよ。
私も戦争なんて生まれるずっと昔に終わっているので、現代の我々には関係無いと思っていました。
そもそも、私が生まれた頃、日本はまだ発展途上国だったなんて、
全く気づいていませんでした。
だって、物心ころには既に、日本は世界一の品質の製品を提供する製造大国になっていたので。

工学は、基本的に日本を復興させるために力を入れてきた分野です。
経済力をつけて、米国から独立する。
しかし、完全に復興しきって、物質的な幸福を達成しきってしまった現在、工学は必要性が薄れてしまいました。

日本の製造業は以前は「日本人を豊かにするため」の物を作っていましたが、
今は中国にモノを売るために作っています。
あるいは中国人を豊かにするために中国人にものを作らせていると言い換えてもよいでしょう。
何か間違っている。目指しているものが間違っています。

社会構造が全く変わってしまったのです。
科学技術が社会を豊かにする、とういうのは古い価値観になってしまいました。
古い価値観のままでは目標はありません。
国を引っ張る新しい価値観が要求されているのです。

選挙は、知らない新興の政党に入れようと思います。
起死回生の新機軸を打ち立てられるでしょうか。


蛇崩サウスステーション-基地局あんてな
「アンテナ奪取」「あんてなめぇ」という無料携帯ゲームに最近はまっています。
最初はゲームに沿って単にGPSの位置登録をしてポイントを貯めたりを楽しんでいました。
しかし、ある時、実際にどこにアンテナが設置されているのか見てみたいと思い、とりあえずググると、

基地局アンテナの写真。
なる程、テレビと違って東京タワーに向いてる必要は無いので、縦に長いこれがそうなのか…

基地局は健康被害があると言う説があり各社とも位置を公開していないそうだが、
こんな立派なもの付いてりゃ見りゃ判るだろと思い、上を見て歩くと…!!!!!
あるある!
凄まじい。
高いビルの屋上にでんと設置されてるじゃん!
どれがどこのかははっきりしないが、少なくともこの2つのゲームでは位置が地図表示されるので、
ゲットしたアンテナを見れば、私の携帯が通信しているauのだけは判る。
この黒くて三本のポールからなるやつがauか。
多分4本のシルバーがソフトバンクで一本の独特な形のやつ三本組なやつがDoCoMoな気がする。

このゲームはキャッチしている携帯電波の流している緯度経度設置場所の情報を単に表に出しただけのものですが、
それは私にはまるでCD-Rが登場した時、初めて音楽CDの中身を見たと思ったのと等しい感覚、
つまり、飾られたものの裏方を知ってしまった感覚でした。


携帯の歴史はせいぜい15年程度。
私が就職した年に丁度DoCoMoが誕生した頃だったと思います。
当時はまだ携帯は一般に普及するなんて夢の夢の時代でした。
固定電話の普及と時と違って、キャリヤは全て私企業です。
公共の建物に設置する訳にも行かず、各社の社員の最大の仕事はこの基地局アンテナを設置してもらうのをビルオーナーにお願いに行く事だったでしょう。
巨大で、恐らくはそれなりに重量もあるでしょうこの、当時としてはブレイクするかどうかわからない代物を
屋上に設置してもらうのは、さぞかし大変な事だったでしょう。
気づいていませんでしたが、わずか15年程度で世界を、街の景観をこんなにした訳です。
携帯の画面ばかり見ていないで、もっとよく基地局アンテナが無かった時代の景観を覚えておけば良かった。
小さい変化は気づきにくいとは正にこの事。

ゼロからここまで来た基地局アンテナとともに素晴らしい発展を遂げた携帯電話文化に、何となく涙が出ました。


街歩きをしていると、地方から新たに出店してきたんだなと見える飲食店を時々見かけますが、
誤った場所に出店していて、いつまでもつんだろうかと心配になります。
恐らくはオーナーが東京に居住経験が無く、仲間内もみな同郷だったりして、土地勘が無いんだろうと思います。
とても簡単なので教えたいけど、こちらも教えるルートもないし、素人の意見だから聞く価値も無いと思われると思いますが、
食べに行く側の意見だから間違ってないと思うのでアドバイスしたいとしばしば思います。

まず、東京駅周辺に出店すればいいというものではない。
どうも、地方から来ると東京駅が中心に見えてしまうようだが、
東京の商業の中心は東京駅ではない。。
次に、武蔵野台地上、つまり概ね京浜東北線の西側に出店しなければならない。
恐らく歴史的に言って台地側、つまり山手側は水の関係で開けたのが遅く地方からの移住者が多く、
大学はほぼこちら側にしか無いので、一人暮らしの人が多いので、飲食店が必要とされているということがあると思う。

自分が思うベストは総武線の東中野~吉祥寺間と、東急線・小田急線・京王線の区部。

例えば、三軒茶屋に「広喜」という有名な広島風お好み焼きの店がある。
小さい店だが長年繁盛している。
出店場所は、東急田園都市線の三軒茶屋駅@世田谷区。
同じ店がもし最初に、東急田園都市線と直通の東京メトロ半蔵門線の終点、墨田区押上に出店したらどうだっただろうか。
人は恐らくどちらも同じくらい住んでいるだろう。
東京駅からはむしろ押上の方が近い。
答えは東京圏に住んでいる者には簡単で、三軒茶屋の圧勝。
三軒茶屋には食事だけのために行くが、押上にはよほどの用が無い限り行かない。

また、銀座とか池袋とか新宿とか渋谷と言った大ターミナル駅である必要も無い。
そこは人が集まるけど、東京圏の人は「ここは沢山の店があるが、これ!という店は無い。
これ!という店はその隣の小さな駅、例えば、東銀座、目白、新宿御苑、代々木上原なんかにある。」という事を知っている。
場所代ばかり取られるところにはそんなに魅力的な店は出店しないようだ。
東側、北側が流行らないのは何でか私も十分には理解できてないけど、
東京は現実こういう構造になっている。
NTVの「ザ・世界仰天ニュース」 2008年3月18日は、アレルギー特集だった。
世の中皆なんかアレルギー持ってるんですね。
知らないアレルギーがいっぱい。
青い着色料に反応する青アレルギー、
電気製品に反応する電気アレルギー、
水に反応する水アレルギー、
もちろん花粉症、サバ、ネコ、犬…

それに引き替え、全く私は何のアレルギーも無し…
数年前検査した花粉アレルギーの結果も、全く異常無し。 br /> 花粉症の人の数値のみごと1/100であった。本当に健康過ぎる…
と思ったら、一つあった。
それは「寒冷蕁麻疹」。
私は氷点下レベルのとても寒い所にいると、指先に水泡のような凸凹ができます。
その部分は熱を持って熱くなり痒くなりますが、
暖かい部屋に入ったり、お湯に手を入れると痒みはやや残りますが、
凸凹はひきます。

とまあ、まるでアレルギー自慢のように書きましたが、これはちょっと嘘。
何せ私はそういう場所にいると、寒冷蕁麻疹だけでなく、脳貧血を起すので、
実はもう長いこと、寒いところを避けて生活しているので、
実際今もこれらの症状が出るのかどうか判りません。
それに、昨今の東洋医学治療で、発熱する体になった感じがあるし。

ところでこの番組の最初に、体をなぞるとそこが台地状に盛り上がるので、
皮膚に文字か書けるという男性が紹介されていて、
非常に珍しいアレルギーと紹介されていましたが、
私の周りにもこれと同じ症状の人います!しかも2人も!
珍しくないぞ~
ちなみにこの症状は痛くも痒くもないそうです。
女子マラソンの高橋選手が負けても負けても走り続ける姿が
なんだかハルウララと重なって見える。
元世界女王からここまでになってもやり続けるとは、
確かに大多数の一般人の共感を得るに違いない。
私は化学屋なので、藤原さんの著書「数学者の休憩時間」(藤原正彦 著、新潮文庫)の中の「成功と性格」という短いエッセイの中の下記の部分にとても共感しました。化学でも、有機合成化学だとおそらく、遺伝学者と同じく性格と体力で十割だと思います。
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 数学者として成功するには、数学が好き、とか数学の成績が良い、というだけでは不十分である。幾つかの成功条件を満たさねばならない。

第一の条件は野心である。未開の領域に挑むには相当の野心を必要とする。野心を手元の国語辞典で引くと、「身分不相応の考え」、とあるが、これが大事で、身分相応の考えだけでは大きな前進は望めない。

第二に執拗さである。未解決問題の解決は容易でない。だからこそ未解決で残っている。それを攻め落とすには、かなり執拗な攻撃が必要である。時には数年にわたって考え続けなければならない。少なくともこだわり続けないといけない。

第三に楽観的なことである。研究とは失敗の連続である。失敗する度に挫折感を味わう。そしてどん底からはい上がり、新しい方法で再攻撃を始めなければならない。結果とか、自分の能力について悲観的では、攻撃精神はなえてしまう。
また、世界には極端に頭の良い人間がうようよいる。その人たちとほとんど命がけで競うわけだが、とかく劣等感のとりこになりやすい。一週間うなって、やっと解けた問題が、ヒョイと一分間で解かれてしまったり、苦心惨憺のすえ証明した定理が、既に世界のだれか、よりエレガントな形で発表されてしまっていたりもする。こんな時にはかなり楽観的でないと再起できない。

あるパーティーで、某大学の化学科教授に、「数学者として成功するかどうかは、五割が頭で五割が性格だ」、と言ったことがある。彼は感慨深そうに、「数学は頭がすべてと思っていましたが、性格が五割ですか。化学は九割が性格です」、と言った。この話をつい先日、ある遺伝学者に話したら、「それは面白い。我々の分野では性格と体力が十割です」、と自信あり気に言った。 
「からだのキモチ」という健康番組で、男女の脳の性差についてやっていた。
一般的に言われている通り、男性に比べ、女性は空間把握能力が弱く、決断力に乏しく、逆に記憶力が良いといわれていた。
これを聞いて、ゲストの香坂みゆきさんは、当てはまらない所があり、
自分は女だが人間カーナビと言われているし、即決すると言っていた。

私も、地図を読むのは得意だ。しかし、空間把握能力は弱い。
知能テストの三次元図形系の問題みたいな、三次元を平面図に移した図の理解能力など、本当にヤバイ。
立体構造のものを作るのもだめ。電気回路図もその一環で無理。

決断力については、私も即決派。
基本的に博打うちで楽天的性格なので、多少決断が失敗してもまあそれも
予想外の展開になっていいかもとか思っている。

で、逆に記憶力の方に関しては、リアルで私を知っているマイミクさんは良く知っていると思いますが、本当に人並みはずれている。
といっても、あくまで「どうでもいいこと」に対する記憶であって、
残念ながら肝心な事やお勉強系の難しいことは人並みかそれ以下。
どうでもいいことほど本当によく覚えていている。
ある人と会って話した「たわいもないこと」を前提に、
数年後その話題を持ち出して話をしたりするので、
相手が覚えていなくて、話がかみ合わないこともたびたび。
私は、皆同じだと長いこと思っていて、これに気がついたのが
大分年取ってからだった。

で、番組を見ていて改めて、男性はそんなに覚えていなくて、よく自分が保てるなあとしみじみ思った。
これまで一番記憶が短いと思った男性は、午前中に言ったことを午後には覚えていなくて、
正反対の主張を堂々とし、面食らった。
「この人、信用ならない。」
しかし、彼にとっては、昼飯食ったら午前の議論の記憶はすっかり
無くなったので、
別に矛盾したことを言っているとは思っていないらしい。

また別の男性で、会議で自ら議論の壇上に上げ、散々主張したのに、
翌週の会議ではそのことをすっかり忘れて、それは誰が言ったのかと
質問して閉口した事があった。
「自分で言ったんですよ、先週。」

しかし、これらの男性は皆さんそれなりのポジションにある人で、
特別能力が低いような人でも何でもないのである。

自分という一貫したものが無いと、自分が何者なのか解らなくなくならないのかなぁ、
と女の私は思うけど、男性にとってはそれが普通なんだ・・・。
こんなに生物学的に元が違うんじゃ、男女で理屈が合わないのはどうしようもないですね。
私は社会人ドクターとして、博士号(工学)を取りましたが、
博士課程にいたとき、博士取得に一番必要な才能は、
「俺様に博士出さない気か?」という、根拠のない自信だと思いました。
私の知人の博士持ち(私は社会人になって取ったから別)は、
ほとんど全て「鼻持ちならないヤツ」でした。「何様なの?」
職場でも嫌われている人多かったです(笑)。

若い女性だと、プライドが高いと「そんなことだと結婚できない」
と言われてしまいそうで、
自分から優秀だと言ったりしないものですが、
私の知っているドクターコースのうら若き女学生さんの中には、
「私は仕事ができる女なのよ。その辺の学士卒とは一緒にして欲しくない。」
という趣旨の事を会社の面接で述べたと自ら言っている人がいて、面食らいました。

考えてみると、そういう「俺様って人より頭いい」ってずっと
思い続けられる人でなければ、博士課程に進まないと思います。
でも、博士持ってなくて、鼻持ちならないやつでなくても、
理工系の研究で成功する人は共通して
「私には人に出来ない何かができる」
と年齢に関わらずいつまでも思い込んでいる「根拠の無い自信」が
確かにあり、その才能が要るとは感じています。
正直、自分はその点に不足があると思っています。
経産省主催の下記イベントに参加してみた。
JAPAN LEATHER SYMPOSIUM 2008
http://japan-leather-campaign.com/

基調講演はエルメスの歴史の話で、その日は体調がやや優れなかったため、爆睡(^^;。
パネルディスカッションは
サッカーの前園さんやハンドバッグの濱野の社長さんなどが出て、まあそこそこの話は聞けた。
濱野の社長さんは、代替りで旧来の会社を潰し、再構築してインターネットで打って出た話をしたり、
日本の革製品のレベルが高い話をされていたが、
正直、私は濱野のバッグも今でも結局好きになれないし、
国産派の私も、始終国産オリジナルバッグを探しているわりには、
結局欧米のものを使用してしまっている。
何でか。それは正直、「デザインが全て」だから。
日本のバッグはどれも、丸っこいかまたはよれよれした柔らかすぎる皮を使っており、
大分前に書いた重心のせいで重く感じるというような場合が多い。
購買対象がかなりの高齢者を見込んでいるのか、色がぱっとしないし、
ファスナーや金具が安っぽかったりしてせっかくの皮も台無し的なところもある。
恐らくは私のもっている外国ブランドものも製造は日本だったりするのだろうが、
技術はあっても、表に出る部分を欧米に押さえられていては、どうにもならない。
濱野の社長は、それでも大分がんばったということを強調していて、
「日本の皮産業は流通経路が長すぎて問題で、それは治すことはできない。
その中で、自分がコーディネーターになって、よりよいものを発信できるようにしたい。」
というような事を言っていたが、本当に旧来のシステムを壊すのは難しいのだろうと推測された。

今日もTVで下町のかばん屋さんが紹介されていたが、
結局そこも「使いやすい」とか「軽い」とかが売りではあるが、
デザインが野暮ったい。
私が持っているカバンは恐らく、それらのかばんより、デザインも機能も品質も良い。

日本の鞄産業に近い将来すっかり代替りで構造改革が起こり、
もう少し高い位置に行く事を期待したい。